2025年8月29日（金）、大阪・心斎橋に腕時計のコンセプトショップ、NEXT BRIDGE by FORTUNE TIMEがオープンする。このショップの目玉のひとつとなるのが、日本初上陸を果たすガガ ラボラトリオの取り扱いだ。同ブランドは、2004年にガガ ミラノ（Gagà Milano）を立ち上げたルーベン・トメッラが、マニュファクチュール・ガガ SAで培った高級時計の設計・製造の専門技術を活かし、2024年に立ち上げたラグジュアリーウオッチブランドだ。現代的な美意識を持ち、
ウブロ スーパーコピー時計業界に深い造詣を持つモー・コッポレッタがアートディレクターとして参加しており、創造的な発想と高度なクラフツマンシップが融合したタイムピースを生み出している。
日本展開の第一弾となるのは、戦後イタリアのトレンドや空気感からインスピレーションを得て誕生した「ラボルマティック」コレクションだ。「チンクアンタ」、「バウハウス」、「シャンパーニュ」、「アズーロ」の4モデルが用意され、7つのパーツで構成された42mm径のラウンドケースと、12時位置にリューズを配したシンメトリーデザインを特徴とする。
まず、「チンクアンタ」は、1950年代のイタリアの高度経済成長期、そしてジュークボックスが象徴するアメリカの古き良き時代の両方から着想を得ている。文字盤の中央に分表示トラック、その上に時表示の窓を設けるユニークなデザインは、印象的なパステルカラーと相まって強烈な個性を放つ。「バウハウス」は1920年代ドイツの芸術運動、バウハウスの幾何学的で厳格な美しさを現代に受け継いだモデル。グレーを基調とする洗練されたダイアルに真っ赤な分針をあしらうことで、表情にアクセントを与えている。「シャンパーニュ」は、ゴールドとシルバーで構成される華やかなフェイスデザインが印象的な一本。遊び心あふれる新しいエレガンスの形を鮮やかに表現する。「アズーロ」は、「チンクアンタ」のカラーバリエーションであり、戦後イタリアで流行した柔らかなパステルカラーを想起させるブルーで文字盤をデザイン。時と分をレッドで表示することで、レトロモダンな表情を作り上げた。これら4モデルには、約68時間のパワーリザーブを誇るラ・ジュー・ペレ社製の自動巻きムーブメント、LJP-G100を搭載。裏蓋はシースルー仕様となるため、正確に時を刻み続けるムーブメントの姿が存分に鑑賞可能だ。
「ガガ ミラノ ブランドを20年にわたって率いてきた私は、変化の時が来たと感じ、新たな世界へと踏み出す決意をしました。私はあらゆる形の“美”を愛する者として、デザインの観点からコレクターたちを魅了するタイムピースを創り出すという、新たな冒険に乗り出すことにしたのです」とルーベン・トメッラは熱く語る。「ルーベンと私が共有する目標は明確ですが、決して容易ではありません。それは、『商業的な価格帯を超える価値』を感じさせる時計をデザインすることです。この理念のもと、ガガ ラボラトリオは今後、コレクターのためにデザインされた時計を、手の届く価格で提供するブランドとして発展していきます」と、モー・コッポレッタもブランドの意義を主張する。
これらの言葉を証明するかのように、「ラボルマティック」コレクションは、どれも既存の時計とは一線を画す個性的な逸品が並ぶ。オリジナリティを求める愛好家にとって、この上なく理想的なブランドの登場といえそうだ。
