時計“セイコー”新作【琺瑯(ほうろう)と漆(うるし)、文字盤違いで2種】国産初の腕時計“ローレル”のデザインを継承した新作
セイコーウォッチは、“SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ)”クラシックシリーズより、国産初の腕時計“ローレル”のデザインを継承した新作をリリースした。
伝統工芸の“琺瑯(ほうろう)”と“漆”を文字盤に採用したレギュラーモデル2種がラインナップされ、2026年9月5日(土)に発売開始となる。
913年に誕生した“ローレル”は、セイコーの腕時計史の原点となる国産初の腕時計。その“ローレル”の精神を受け継ぎ、日本で育まれた伝統工芸に光を当てて日本の美を世界へ発信するコレクションが“セイコー プレザージュ クラシックシリーズ クラフツマンシップ”だ。
本シリーズでは、日常生活に寄り添う腕時計に日本の伝統技術を融合させることで、ものづくりに息づく価値と技術を継続的に発信するとともに、技術の継承を支え、時代を超えて受け継がれてきたクラフツマンシップを未来へとつないでいる。
今回登場する“ローレル”のヘリテージを色濃く継承した“琺瑯ダイヤル”モデル(品番:HCC005J)は、文字盤表面に緩やかな起伏を持たせることで、奥行きのある艶が光の当たり方によって表情を変え、穏やかで温かみのある白色を引き出した。
アラビア数字のインデックスは、当時の書体が持つ優雅さと実用性を忠実に再現し、線のコントラストを立体的に表現するため印刷を幾度も重ねている。
さらに“ローレル”同様に“12”の数字を赤くすることで、全体の印象を引き締めるアクセントとしている。深みのある青に塗られた針は、光の加減や見る角度によって表情を変え、琺瑯の柔らかな質感と美しく調和する。
この琺瑯ダイヤルは、気温や湿度に応じて釉薬の配合を調整するなど高度な技術を要し、現在も職人の手作業により一枚一枚丁寧に焼き上げられている。
監修は富士ホーロー株式会社つくば工場の技術顧問で、塗布面の仕上がりわずか0.01mmの厚みを見抜く眼力を持つ琺瑯職人・横澤満氏が務め、ほうろう加工技能検定1級を取得し同氏の技術を継承する工場長・内山和則氏の知見と技によって完成した。
一方、“ローレル”のデザインを“漆ダイヤル”で表現した初のモデル(品番:HCC006J)は、金属と漆を直接結びつける革新的な製造技法と、平滑な表面を生み出す伝統技術を融合して製作されている。
この漆モデルでは、漆の艶を際立たせる金色を随所に配して華やかで豪華絢爛な表情を作り出し、艶を抑えたインデックスと時分針が漆黒のダイヤル上で美しく際立ち、優れた視認性を発揮する。
両モデルともに、文字盤が持つ美しさを引き立てるため、ガラスの縁を極力細くしたケースデザインを採用し、日常使いに心地よいサイズに抑えている。
これは、機械式腕時計を通じて日本の美を発信する本シリーズならではの“引き算の美しさ”を備えた新たなケース造形である。
風防にはデュアルカーブサファイアガラスを採用して滑らかなケースと調和させ、ベルトにはLWG(レザーワーキンググループ)の認証を取得したタンナーで生産された牛皮革のオイルレザーを装着。ムーヴメントは、パワーリザーブ約72時間で利便性の高いメカニカルムーヴメント“キャリバー6R5H”を搭載している。
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