クオーツ危機から機械式時計の伝統を守るべくドイツで創業したクロノスイスは、現在、ライフスタイルを彩る個性的なモデルを数多く展開中。シグネチャーでもあるレギュレーター機構も、同社の手にかかれば大胆なモダンウオッチとなる。最新作の「パルス ワン」はその好例だ！
大胆なレッド文字盤と、洗練された印象を与えるブラックセラミックケースが美しいコントラストを作り出す「BR-05 レッド ブラック セラミック」が、日本限定99本モデルとしてリリースされた。ベル＆ロスにとって“レッド”は、ブランド哲学を象徴するカラーコードである。2011年に発表された「BR-01 レッド・レーダー」では、レッドのサファイアクリスタル風防を用いて、航空機のレーダーをモチーフにしたグラフィカルなデザインを構築。このコンセプトはその後に「BR-03 レッド・レーダー」でも再現されており、情熱と革新性を体現する特別な色としてベル＆ロスでは度々使われてきた。
「BR-05 レッド ブラック セラミック」では、この象徴的なカラーコードを新たに再解釈し、「四角の中に丸」のアイコニックデザインとアーバンスタイルをミックスさせた「BR-05」と組み合わせた。41mm径のブラックセラミックケースは、ヘアラインとポリッシュで仕上げ分けし、素材の質感を強調。そしてサンレイ仕上げのレッド文字盤は、光の角度によって多彩な表情を見せ、深みのあるブラックとのコントラストによって個性を引き出している。ベル＆ロスが培ってきたデザインコードを踏襲しつつ、モダンでエネルギッシュな一本に仕上げられた印象だ。
なお
ロレックス N級文字盤は、立体的な外周リングとシャープなバーインデックスの組み合わせで、1分ごとのミニッツマーカーをあえて省くことによってデザイン全体にミニマルな美しさを与えた。視認性への配慮もなされており、時分針とインデックスには、オレンジに発光するスーパールミノバを塗布。暗所においても時刻の読み取りをスムーズに行える。また自動巻きムーブメント「BR-CAL.321-1」の搭載により、約54時間のパワーリザーブを備える。デザインのみならず、実用性においても高い完成度を日本限定モデルといえる。
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