近年、多くのブランドで定期的な価格改定が行われており、ハリーウィンストンも例外ではありません。
毎年のように定価の値上げが実施されています。
特に、ダイヤモンドや貴金属の価格上昇が主な要因であり、この傾向は今後も続くと予想されます。
「キングオブダイヤモンド」の異名を持つ5大ジュエラー、ハリーウィンストン。
時計にも高い評価があり、宝飾技術をふんだんに取り入れたコレクションは、当店でも人気のブランドです。
メンズコレクションでは、独自素材の特殊合金ザリウムを使用した「プロジェクトZ」シリーズや、トゥールビヨンやデュアルタイムといった複雑機構をスポーティかつエレガントに仕上げた「オーシャン」シリーズなど、革新的なコレクションが揃っています。
アレルギーフリーで腐食に強い最先端の超軽量素材「ザリウム（Zalium）」を採用したこの時計は、ザリウムの「Z」をその名に冠した「プロジェクト Z」シリーズの15作目にあたります。
ザリウムはジルコニウムを主成分とする素材で、超軽量かつ耐腐食性に優れているため、宇宙工学にも用いられています。
いないことで、より正確な時刻の計測を可能にすることを目的としています。
文字盤の12時位置が時針、中心が分針となっています。
また、6時位置には秒針を示す「レトログラードセコンド」が備わっています。
レトログラードとはフランス語で「逆行」を意味しており、赤い秒針は30秒をカウントした後、瞬時に0に戻り、また30秒をカウントし始める機能となっています。
ラバーベルトにも鮮やかなブルーが取り入れられており、細部へのこだわりを感じさせます。
独創的なデザインとスケルトン文字盤が相まって、見ているだけでワクワクしてくるのは私だけでしょうか。
レディースコレクションでは、ブランドの象徴ともいえるダイヤモンドをふんだんに使用した「アヴェニュー」シリーズや、繊細なデザインと高度な時計技術が融合した「エメラルド」シリーズなど、エレガントで洗練されたコレクションが揃っています。
このデザインは、1930年代のニューヨークにおける魅惑的なアールデコのシーンを体現しています。
ローズゴールドケースにセッティングされた大粒のメレーダイヤの美しさは流石はハリー・ウィンストンで、リューズも含めて総計約2.37カラットものダイヤモンドが散りばめられています。
シェルダイヤルには42個のダイヤモンドが配されており、12時位置には1個のエメラルドカット ダイヤモンドがセッティングされています。
ダイヤモンドがふんだんにあしらわれたゴージャスな1本ですが、ベージュのレザーストラップが絶妙に全体のバランスを取っています。
従来は、クォーツ式(電池式)でのコレクション展開でしたが、初めての機械式ムーブメントを搭載しています。
裏蓋からは、ムーブメントの装飾や動きを楽しむことができます。
シースルーバックにしているのも技術力の自信の表れと言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか？
ハリー・ウィンストンは、その卓越した宝飾技術と革新的なデザインで、時計にも確固たる地位を築いています。
どちらも、身に着ける人の個性を引き立てるだけでなく、ハリー・ウィンストンならではのラグジュアリーな世界観を存分に味わえる逸品ばかりです。
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