搭載ムーブメントは「9R65」。2004年にローンチした、初代スプリングドライブです。世界の時計師たちが夢見た高効率、高精度。セイコー唯一無二の技術です。自動巻機構には、独自のマジック(爪)レバー方式を採用することで、生産性・メンテナンス性・耐久性が飛躍し、巻き上げ効率も向上。72時間パワーリザーブを実現しました。また滑らかにスイープする秒針も特長で、「移ろいゆく時の流れ」という日本の美意識を表現しています。
正式名称は、ぜんまい駆動式電子調速時計。グランドセイコーが2004年にローンチ、自動巻き機構とクォーツ機構の長所を同居させたハイブリットムーブメント。回転錘またはリューズの巻き上げによって生じた動力でぜんまいが巻き上げられ、そのほどける力を動力としています。そしてその力はローターをも回転させ、これによりコイルに僅かな電流が発生し、ICと水晶振動子を駆動させます。
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同時にローター部には磁界が生じ、ICが水晶振動子の正確な電気信号をもとにローターの回転速度を検出し、電磁ブレーキを掛けたり外したりしながらローターの回転速度を調整することで、正確に時刻を刻むことが出来ます。そのため、精度の目安をはかる単位は「日差」ではなく「月差」となります。