1963年は奇しくも、ロレックスの初代デイトナ6239が誕生した年。ロレックスはそれまでにもクロノグラフウォッチを生産していましたが、「デイトナ」とライン付け、レファレンス発表をしたのがこの年ということで、1stデイトナなどと呼ばれます。サプライヤーも同じで、バルジュー72(デイトナは＋でチューンナップ済み)を搭載しています。…あれ、1分で終わったかな!!?
タグ・ホイヤー CBS2210.FC6534 文字盤
インナーベゼルタイプ。立ち上がったガラスがぐるっとタキメーターを囲んでいます。レトロですね！
9時側から見たところ。ケースはステンレススチールを採用しています。
搭載ムーブメントは「TH20-00」。来ました自社製・新キャリバ―！こちらは現行のホイヤー02を更にチューンナップしたキャリバ―なのです。パワーリザーブ80時間、28,800振動/時は同じなのですが、一部歯車を変更し、片巻上から両方向巻き上げに変更することで、より効率よくムーブを駆動できるようになりました。
パンチングのカーフベルトも2447を忠実に再現しています。
本日は、カレラの新キャリバ―モデルをご紹介致しました。これまで何本もアニバーサリーモデルを見てきましたが、カレラがタグにとって重要なモーメントであることを最も感じた一本でした。ファンならずとも、ヴィンテージ愛好家にもぐっとくるディティールが盛りだくさん！
そしてやはり1分では語り尽くせぬカレラの魅力、腕時計の歴史…。こうしたバックボーンも、腕時計の魅力だと思っております。ファッショナブルな新顔かと思いきや、芯は太く心は強く、もう有無を言わさずとにかくカッコイイ(語彙力尽きた)こちらのモデル！是非ブティックでお手に取ってみてくださいね。
限定モデルではありませんし、資産価値は今のところ一定の水準を保っています。商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで、ご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問い合わせ下さいね。
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